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三面大黒天

豊臣秀吉の念持仏 三面大黒天

三面大黒天とは、大黒天(招福、金運の神)、毘沙門天(財宝、戦勝の神。四天王中最強の神。別名多聞天)弁財天(芸能、学術、商売の神)が合体した最強の天部です。三面大黒天のルーツはインドのヒンズー教の神、マハーカーラ(摩訶迦羅)であり、ヒンズー教の最高神シヴァ神の夜の姿であるとされています。また、仏教では大日如来の化身ともされています。

日本では伝教大師 最澄が最初に日本に取り入れ、比叡山に祀ったとされる由緒ある天部です。
旧来の宗派の弾圧を受けながらも、比叡山延暦寺が発展してこられたのも三面大黒天のご利益だといわれています。
以来、弘法大師 空海が自ら三面大黒天を彫った、日蓮が弟子に勧請するよう勧めたという伝承もあり、現在では曹洞宗、日蓮宗、浄土宗、天台宗、臨済宗、真言宗、黄檗宗、華厳宗など全国35カ所の寺院で祀られています。

武将の信者としては、幾多の苦難を乗り越え足軽から天下人にまで上り詰めた豊臣秀吉が有名ですが、加藤清正や徳川秀忠も三面大黒天を信仰していたといわれています。

三面大黒天を納める枡には、ますます幸運を呼び込むように、古来より吉祥を願い用いられてきた「宝尽くし模様」がほどこされています。また三面大黒天を納めたときの底面となる面には 大黒天、毘沙門天、弁財天を示す梵字が入れられています。

三面大黒天本体は桐箱入り。
豊臣秀吉の三面大黒天を祀る圓徳院(高台寺塔頭)で開眼供養済みで、お札も付属しています。

三面大黒天本体 高さ(頭まで)4cm 最大幅3.7cm 奥行2.2cm
本体重さ 約160g
宝尽枡 高さ8cm 幅8cm 奥行4.8cm
枡重さ 約85g
お札、桐箱付
¥29,700(税抜価格¥27,000)

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